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JDSF主催第38回町田市ダンススポーツ競技大会 ラテン総括!

更新日:2024年2月9日

今回は2024年1月21日に行われた【JDSF主催】第38回町田市ダンススポーツ競技大会


ジャッジ目線で選手たちのダンスに対する感想をすこし書いていこうと思います。

(すべての選手を網羅できているわけではありませんのでご了承ください)


個人の背番号を記載させていただいておりますが削除依頼がありましたら当スタジオのメールアドレスがブログに記載されていますのでそちらより消してほしい背番号をお送りいただきましたら、その背番号に関する評価の方は削除させていただきます!


それでは総括に移りたいと思います!


【JDL D級ラテンファイナル】


49番 縦軸がしっかりしていてスタイルがきれいです。

   ストレッチしたボディラインがとてもよかったです。

   今後は足と脚からくるラテン特有のボディアクションをトレーニングされてくださ    い!

   ルンバは膝が曲がりっぱなしのところが多々見受けられます。

   フットプレッシャーからくるレッグと太ももの引き上げをより意識してみてくださ    い。

   岩手県からのご参加ということで遠いところをありがとうございました!


48番 ラテン特有の足と体のレベルはD級レベルとしてよかったと思います!

   今後は頭部、首、背中(バックライン)により意識をもって練習してみてください!

   縦軸のストレッチが見えるようになると更なる上級のレベルにチャレンジできます!


【GAL シニアⅢA級ラテンファイナル】


77番 運動量とエネルギー、そして元気よく踊っているのは好感が持てます。

   ですがアクションを強くすると体の縦ストレッチが無くなり、頭がぐらぐらしてい    るように見えてしまいます。

   今後の課題としては頭部を静かに、首から下をこれまでと同じように元気よく動か    していく事だと思います。


74番 ラテンのフィーリングをとても感じさせてくれるカップルです。

   カップルでよくリハーサルされており、エレガントなのも好感が持てます。

   足と脚からのボディアクションをより強く使えるようにトレーニングをしていただ    くこと。

   コンペはやはりパワーが大きい方が有利です!


84番 体の縦ラインのストレッチがとてもきれいで最初に目に入ってきます。

   私の好きなタイプでスタンダードも上手であろうことがすぐ理解できます。

   今後の課題はラテン特有のボディアクションをトレーニングしていただくことです。

   一見するときれいに立っているのですが、ただそれだけだと体が動いていないとい    う評価につながりがちです!


【MBL シニアⅡBラテン】

このセクションは参加人数は少ないものの、レベルが拮抗しており難しいジャッジとなりました。


91番 大きな踊りで、よく見るとラテンのアクションをこの中では1番やっているのです    が、今回の大会においては、私にそれが伝わりませんでした。

   それは頭部から背中のラインが丸く見えてしまうからです。

   後ろ姿が伸びているのをしっかり見せれないとせっかく強くボディーを

   使い、ラテンアクションをしているのにそれがジャッジに届きません。

   ビデオなどで後ろ姿をチェックしてみてください!


92番 最初に女性の笑顔が目に飛び込んできて、体も柔らかく、自分を表現しようとして    いるのが好感持てました!

   こちらのカップルも頭がぐらぐらして見えるので、ポスチャーの研究をされると

   より上位の成績を収めることができると思います!


66番 体を動かす身体能力は1番うまいと思います!

   ラテンのセンス的なフィーリングは持っていると思われますが、

   こちらのカップルも頭首背中のラインが見えてこないため、損しています。

   後ろ姿を研究してみてください!


【MAL シニアⅡラテン】

こちらもレベルが拮抗しておりジャッジの意見が分かれたセクションになっていました。

74,77番はシニアⅢAでコメントしました。

こちらのセクションでは順位が逆転したようですね。


63番 エネルギーと運動量が大きくラテンフィーリングがあります。

   衣装の着こなし、ヘアスタイルも素敵でした!

   やはり今後の課題は後ろ姿を美しく見せることをより研究してみてください。


86番 力強く立っておりボディーが強く見えます。

   頭、手や指先にも神経が通っており伸ばそうとしているのがわかります!

   体感がしっかりしていて存在感は見せているのですが、

   その体感部分の動き(ラテン特有のボディアクション)がすこし物足りないです。

   けっしてやっていないわけではないのですが、さらにあばら、背中の部分を

   動かせるようにトレーニングしてみてください!



【全体的なラテンの総括】


今回ジャッジをさせていただいて1番感じたのはラテンといえども「縦の軸(ポスチャー)」に気を配ってほしいということです。

特にラテンはボディを動かさなくてはいけませんから、ボディアクションをすると

頭がぐらぐらしている方、それと頭が前に突き出してしまっている方がとても多いです。

スタンダードの際には姿勢(ポスチャー)に気を配るのにラテンでは気を配らない。

それだと競技のフロアー上にでは多くのジャッジを説得するのが難しくなります。

なぜポスチャーに気を配らなければいけないかというと、

体の中に1本の軸があるとそこを基準に左右の体を自由に動かす事ができるように

なるからです。


A級のみなさんは体はラテンアクションをしようとしているのがわかるのですが

体に基準軸がないので左右のボディを動かしているのが

外から見たときにわかりずらくなります!

背番号のある側(背中側)にもう少し気を使って練習してみてください!



このアドバイスが皆さんの更なる向上に寄与することを願います!

尚、これは1ジャッジの意見でありほかの審判の方は別の意見があることをご了承ください!


皆様お疲れ様でした。


(文責 森本かおり)

   


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